発達障害はいずれ治るものなのでしょうか?
親としては、
「早期の療育で頑張れば治るのでは?」
「そのうち普通になるかもしれない」
と淡い期待を持ち続けてしまうものです。
私自身、「現実を見たくない」「知るのが怖い」という気持ちも未だににもあります。
これから紹介する動画は、夫が見つけてシェアしてくれた動画です。
ご自身も発達障害を持ちながら、多くの発達障害者に医者としてかかわっている、信州大学医学部の本田秀夫先生による講演動画です。
ある意味、淡い期待を打ち壊してくれると同時に、
- 発達障害とどう向き合っていけばいいのか、
- 何に気を付けなければいけないのか、
- 親の向き合い方、
- 向き合い方を間違えるとどうなるのか、
といった情報がたくさん詰まっています。
特に「親の向き合い方」という部分に関しては、現実的な視点で非常に有益だと思います。
絶対に見て損はありません!
発達障害に関わる親には必見!絶対に見て損はない動画を紹介!
まずは本田秀夫先生による講演動画をご覧ください。
1時間を超える動画なのでちょっと長いですが、2倍速設定なら半分の時間で済みますので、是非参考になればと思います。
いかがでしたか?
冒頭でも触れましたが
- 発達障害は治るのか
- 発達障害とどう向き合っていけばいいのか
- 何に気を付けなければいけないのか
- 親の向き合い方
- 向き合い方を間違えるとどうなるのか
といった観点で多くの情報が語られていましたね。
私自身がこの動画で個人的に最も注目した部分は、
【発達障害の特性は治ることはない】
【発達障害そのものよりも二次障害の方が深刻である】
【最も影響を及ぼすのは親子関係・親の対応】
ということです。
発達障害の特性は、成長につれて症状が軽くなることもありますが、治る訳ではないそうです。
最も大事なのは、症状の特性を周囲や本人が理解してサポートすること。
むしろ本人を否定したり、社会的にサポートが得られない環境下でストレスを過大に感じてしまうと、うつやひきこもりといった二次障害の方が深刻になります。
特に親子の信頼関係や愛情関係が壊れてしまうと、立て直しが非常に難しくなってしまうそうです。
親としてできることは、
特性を理解すること、
自尊心を失わないように接すること、
本人が生きやすい環境をサポートすること(学校選び、趣味、コミュニティなど)
といったサポートです。
でも、親がいつまでも発達障害を認めない、理解しないままでは、本人を苦しめてしまうばかりで、下手をすれば二次障害の引き金になってしまいます。
私自身も、我が子の発達障害はなかなか受け入れがたい葛藤は当然ありますが、自分自身のエゴで取り返しがつかなくなる前に、この動画に出会えてよかったなと思っています。
是非参考になれば幸いです。
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