子供の衝動性が酷くて困る?食事とサプリで劇的に変わったよ!

発達障害、グレーゾーンに関わらず、

わが子の衝動性が酷くて困っている

という方に是非読んで欲しい記事です。

 

結論からいうと、この試みは、我が家のしのぶには【効果てきめん】でした!

本当にやって良かったと思っています。

ある意味「これを伝えたくてブログを開設した」と言ってもいい、おすすめの内容です。

 

しのぶの衝動性の経緯

 

 

酷い衝動性、保育園からは手に負えないといわれる始末

 

我が家のしのぶは、1歳半~4歳ぐらいにかけて、それはもう、衝動性が酷い子供でした。

一般的に2歳前後は反抗期、イヤイヤ期、「魔の2歳」といわれる時期ではありますが、それにしても酷い方だったと思います。

・少しでも気に入らないこと、思い通りにならないことがあれば、場所を選ばず

・大声で騒ぐ、

・泣き叫ぶ、

・その場で真後ろにひっくり返る、突っ伏す

ため、周囲やお友達にドン引きされることもしょっちゅうでした。

極めつけは、当時の保育園の対応です。自己紹介の記事でも書きましたが、担任の先生から「お宅のお子さんは手に負えません」と言われる始末。

当時は、お友達とも遊ばせるのにもヒヤヒヤで、外食やお出かけのお誘いがあっても、【いつ、何が起こるか分からない】ので断ってました。

家族でたまに行くことはあっても、いつもヒヤヒヤして食事どころではありませんでした。

「どうしてうちの子は」という気持ちがどこかにあって、気疲れとストレスは半端なかったです。

 

驚くほどの変化

 

 

そんなしのぶの状況が変わったのが、4歳の後半からです。

・些細なことは受け流すことができるようになった

・「ま、いっか」ができるようになった

・話し合うことで妥協点が見いだせるようになった(しぶしぶながらも了解できる)

・ひっくり返る、もしくは突っ伏すことがほぼなくなった

私や夫はもちろん、私の母や妹(しのぶの叔母)も驚くほどの変化があったのです。

 

この変化の理由には、

  • 保育園を転園して環境が変わったこと、
  • 年齢的に成長したこと、
  • コミュニケーションが上達して本人の意思が通じるようになったこと、

など、もちろんあると思いますが、もう一つ、新たにチャレンジしてみたことがあります。

 

それは、オーソモレキュラー療法を取り入れたことです。

 

オーソモレキュラー療法って何?

 

 

オーソモレキュラー療法は、近年、うつ病や発達障害の治療にも注目されている療法です。

いわゆる薬(向精神薬)を使わずに、サプリメントや食事療法で体の栄養バランスを整えることで、治療もしくは症状の緩和といった効果が見込めます。

 

うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されています。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり、発達障害にも応用されています。

出典:新宿溝口クリニック

 

栄養療法(オーソモレキュラー療法)とは、私たちの細胞を構成する分子のバランスの乱れを、栄養素(サプリメント)を用いて整えていく治療方法です。

出典:新宿溝口クリニック

 

やや専門的な内容なので、詳しくはご自身でリサーチしていただいた方が分かりやすいと思います。

以下に、オーソモレキュラーと発達障害児事例について非常に分かりやすく書かれていた本を2冊紹介します。

 

 

 

【上の本】は、私が実際にオーソモレキュラー療法を知るきっかけになった本です。

しのぶの衝動性やかんしゃくに何かしらヒントになるのではないかと思って手に取ったのですが、目から鱗な情報が満載でした。

【下の本】は、クリニックに置いてあった本で、マンガなのでサラッと読めて、かつ非常に分かりやすかったです。

 

詳細は本を読んだ方が理解が深まると思いますが、

・いわゆる発達障害、グレーゾーン、衝動性などの問題も抱える子供を調べると、鉄分やミネラルのバランスが崩れている子供が多い

・子供の鉄不足は母親の鉄分不足が遺伝する可能性が高い

・鉄分の状態を調べるにはフェリチンの値が重要

・たんぱく質の摂取と糖質制限が大事(食事)

・鉄分やたんぱく質を補うことで劇的な効果がみこめた事例

などが紹介されています。

たしかに、本来健康であるべき栄養素が体の中で欠如していれば、メンタルや様々なところでバランスの悪さがあってしかりですよね。

しかも母親である私自身が、若い頃から貧血を指摘されてきた経緯があったので、「これは・・・」と思い当たったのです。

サプリメントや食事療法ならば、いわゆる向精神薬の治療よりも、副作用もなく安心です。

ということで、「これは是非試してみたい」と思ったのがきっかけで、都内のクリニックの門を叩いたのです。

 

血液検査と治療の開始

 

 

クリニックでまず最初に行ったのは血液の検査です。フェリチン(貯蔵鉄)の値を調べるためです。

ちなみに、フェリチン(貯蔵鉄)はごく限られた医療機関でのみ調べられます。一般の血液検査には含まれていないので、注意が必要です。

血液の検査は、娘に加えて、念のため母親である私も受けました。

結果は、、、やはり母子共にフェリチンがかなり低く、娘はミネラルのバランスも悪いことが判明しました

 

治療を開始後、しのぶが摂取を始めたのは、

・鉄分(ヘム鉄)

・ミネラル

・ビタミン

の3種類です。

それから、食事の指導もありました。

オーソモレキュラーではたんぱく質(特に動物性たんぱく質)が非常に大事となってきます。ということで、食事のメニューを、とにかく肉中心に変えました。

加えて、砂糖(糖分)は「百害あって一利なし」ということで、糖質制限を心掛けるようになりました。

飴やチョコレートのような砂糖を使ったお菓子を最低限まで減らし、炭水化物も意識的に糖質オフ製品に置き換えたり、砂糖を希少糖(エリスリトール・ラカンタ)に変えました。

すると、開始してから1か月もたたないうちに、しのぶの衝動性が目に見えて改善されてきたのです。

 

オーソモレキュラー療法のその後

 

 

現在、オーソモレキュラー療法を続けてもうじき1年になります。

今のところ、しのぶにとっては衝動性の抑制や感情のコントロールに非常に良い効果が出ているので、今後も続けていきたいと思っています。

また、同じクリニックで出会った小学3年生のお母さんに少しお話をきけたのですが、オーソモレキュラーを始めてから、「学校の勉強についていけるようになった」そうです。

鉄分は脳の発達にも影響があるため、早い段階で取り組むほど、効果は大きいそうです。良いお話が聞けてよかったと思います。

 

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